一眼レフを始めてすぐの頃からずっと欲しかった、超広角に分類される「EF16-35mm F4L」を購入しました!
開封後、少し使ってみたので、そんなに多くないですが、作例も載せておきます。
16-35mmということで、フルサイズの場合には標準域をカバーしているため、普段使いのスナップから風景まで、付けっぱなしでも大丈夫な1本です。
逆に、EOS KISSなどのAPS-C機の場合、ちょっと微妙な焦点距離になってしまいがちです。
その場合は素直に「EF-S10-18mm F4.5-5.6」などを購入した方が良いかもしれません。
もしくは、嫁ちゃんも購入しましたが、F1.8まで開放できる「SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM」もオススメです!
ズームレンズなのに、F1.8までいけるバケモノですからねw
単焦点かて。
ちなみに今回、F4Lを購入しましたが、なぜF2.8L IIIではなくF4Lにしたのかという事も書いていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次から飛びたい方はこちら!
基本スペック
このレンズの基本スペックはこんな感じ。折角なので、同焦点距離のF2.8L III(3型)と比較してみましょう。
16-35mm F4L | 16-35mm F2.8L III | |
---|---|---|
発売 | 2014年6月 | 2016年10月 |
実勢価格(Amazon) *17/9/29現在 |
134,870円 | 239,109円 |
重量 | 615g | 790g |
最小F値 | F4 | F2.8 |
フィルター径 | 77mm(※) | 82mm |
手ブレ補正 | 有り | 無し |
最短焦点距離 | 0.28m | 0.28m |
つまり、各レンズでフィルタを使いまわす事が出来るというメリットがあります。
なぜF4なのか
そもそも、F2.8Lの3型が非常に優秀というレビューが多い中、なぜF4にしたのかという点。といっても、既に上記の表に全て現れていますがw
手ブレ補正が欲しかった
普段使う事の多いシーンを考えて、「手ブレ補正」が欲しかったという事。
F2.8L IIIの明るさは魅力的ですが、手ブレ補正はありません。
正直、「シャッタースピードを稼ぐ」という意図だけであれば、F4Lの手ブレ補正で4段分のシャッタースピードが稼げます。(公称値)
私の場合、普段の撮影は日中撮影が多いので、手ブレ補正の方が優先度が高いという結論に。
もし今後、星景などの撮影をする場合には、SAMYANG 14mmなどを買い増せば良いだけですし!
重量、大きさを考慮
F4LとF2.8L IIIの重量差は175g。
たかが175gですが、されど175gです。
地味ではあるものの、1日中持ち歩くとなると負担が増加する事は否定できません。
花や紅葉を撮影する際には、必ず70-200mm F2.8L IIを帯同する事になるので、少しでも軽いほうが良い事に間違いはありません。
フィルター径が77mm
やはりフィルター径が77mmなので、ソフトフィルターやクロスフィルターなどを使いまわす事が出来るというのは、非常に大きなメリットです。
それに・・・77mm以上のフィルター類って、非常に高いんです・・・。
広角で風景を撮影する時、PLフィルターは必須とも言えるのではないでしょうか。
そんなPLフィルターも、「16-35mm専用」として買い直しするコストが掛かってしまうのはお財布に優しくないですからね。
F4でも結構ボケる
F4の広角といえど、さすがのキヤノンLuxuryレンズ。
構図は選びますが、ボケは綺麗に出ます。
この点は、当初考えていたよりも恩恵に預かれる気がしていて、いい意味で予想を裏切られる結果となりましたw
最短焦点距離も0.28mという事で、クローズアップした様な撮影も可能です。
そして、ボケとはちょっと話が逸れますが、風景写真によくある「広角ズパーン」という構図。
これを撮影する時には、必ずと言っていい程絞り込みますので、F4でも十分なのです。
やっぱり無視できない価格
いくら欲しい物があったとしても、高いものは高いです。
レンズなど高額な買い物になるとよくある現象で、「まあそんなに変わらないでしょ(差額10万円)」なんて事を感じた事が有る方も多いのでは?w
我に返った時に、10万円の差額はやはり大きいと思いました。
開封レビュー!
さて、ここまでは製品の基本スペック、そして「なぜF4を選ぶのか」という事を、F2.8を引き合いに解説してきました。「細けぇこたぁいいんだよ!モノ見せろ!」というそこのあなた、お待たせしました!w
やっと、お待ちかねの開封レビューです!w 早速箱を開封し、中身を引きずり出します。 やはり、中身はいつもの3点セット。
本体とレンズフード、そしてレンズを入れるための小さなポーチです。 レンズ単体で撮った感じ。
以前、かわるビジネスリュックのレビューに使用した時より、なんか大きくなった気がしました。
▼かわるビジネスリュックの記事はこちらからどうぞ
オートフォーカス/マニュアルフォーカスを切り替える「MF/AFボタン」と、IS(手ブレ補正)のON/OFFを切り替える「STABILIZERボタン」です。
鞄に入れていると、しょっちゅうISがOFFになっているのがちょっと気になっていますが、恐らく鞄の形状のせいでしょう。。
そんなこんなで撮影終了!
嫁ちゃんのKISSがあったので、助かりました。。
作例
フォトコンに出せるレベルの写真があれば良いのですが、まだまだしっかりと撮れていないですが、一部公開します。
さいごに
SONY RX100M3(ハイエンドコンデジ)を買うために17-70mm F4Lをドナドナして1年くらい。
久々の標準域レンズが仲間入りです!
これからの紅葉の季節がとても楽しみです。
風景以外にも、標準域として使えるので、これからもバシバシ使っていきます!
まだ1000枚程度しか撮れていませんが、買ってよかったと心から思えるレンズです!
- 普段使いにはF2.8よりむしろF4。軽いし手ぶれ補正付き
- 値段的にもオススメ。
- F2.8もいいけど、F4も視野に入れてみては?
- 広角はいいぞ!
寄るのも好きですが、景色はやっぱり引きがインパクトあってイイ感じですね!
[…] 【作例有】標準レンズにも最適!EF16-35mm F4L IS USM レビュー! | もふもふくらぶ […]