後輩を自宅に招待したとき、少し和食を作ってもてなしました。
その時に作った豚の角煮がエグいほど美味しく、2週連続で作ってしまうという事態にw
時間はかかりますが、脂がクドくなく、お肉がホロホロの豚の角煮が作れてしまうので、時間がある休日などに作るのをオススメします!
煮込む時間が長いだけで、手順は少ないのでズボラさんにもオススメ。
ちなみに角煮には、紹興酒と八角を入れて煮込む「中華風」と、八角は入れずに料理酒で煮込む「和風」があります。
個人的には、いろいろなものと合うのは、やっぱり和風ですね。
中華風は・・クセが強い・・・!
ということで、今回は和風 豚の角煮を作ります!
すべての作業工程で、かなり時間が掛かるので、前日夜から初めて、翌日のお昼ごろには食べられる様なイメージですw
材料
- 豚バラブロック:1kg前後
- 長ネギ:1本
- しょうが:薄切り5枚くらい
- 調理酒:1/2カップ(100cc)
- 醤油:1/2カップ(100cc)
- はちみつ:大さじ5
- みりん:大さじ1
- 卵:4個
調理酒、醤油を結構使ってしまうので、事前に台所の神に使用許諾をとっておきましょうねw
豚バラブロックは、細長いものなども有ると思うので、お肉の多さに応じて分量は変えてください。
国産でなくても、十分美味しいです。気にせず外国産の安いの買っちゃいましょう!!
はちみつが無い場合、砂糖でも大丈夫ですが、確実にはちみつの方が美味しいです。
軽く茹でて、アクを落とす
この手順は、時間の無い時にはスキップしても大丈夫です!
まず、豚バラ肉を切ってからでも良いのですが、とりあえず1回、サッと茹でてしまいます。
そうすることで、汚れも落ち、アクをある程度落とす事ができます。
早速鍋に入れましょう。
うん、入らんね。鍋の大きさ考えようね
さすがに大きすぎて入らなかったので、2つに切ってみました。
ちょっとはみ出てますが、気にしないでおきましょう。
ヤバい。アクヤバい。
沸騰してちょっと経つだけで、この量のアクです・・・。
お肉が大きいというのもありますが、それにしてもすごい量。
この時点で中まで火を通す必要はないので、全体が白くなるくらいまで茹でたら、火を止めてOKです。
蛇口から水を出しながら、お肉の周りに着いたアクや汚れを丁寧におとしましょう。
脂のところが柔らかくなっているので、脂のあたりは擦りすぎると削れますので、擦りすぎないようにw
水から引き上げたものは、キッチンペーパーで水気をとり、一口サイズに肉を切りましょう。
大雑把ですが、今回はこんな感じに切りました。
ちょっと大きいと感じた所は、ここから半分にしたりしつつ、調整してくださいね!
フライパンで表面を焼く
表面に焼き目をつけていきます。
サラダ油などは敷かずに、切ったバラ肉の脂の面を下にして、フライパンに並べ、火にかけましょう。
中火くらいで焼いていると、脂がこんな感じでしみ出てきます。
なので、サラダ油などは引かなくても、焦げないというワケです!
このくらいまで焼き目がついたら、焼きの作業は終わりです!
そのまま、煮込む用の鍋に移しましょう!
1段煮込み:肉を柔らかくする
いよいよ煮込み作業です。
といっても、今回は煮込みを2段階に分けます!
まずは1回目の煮込み。と言う事で、味付けはしません。
鍋に、先ほど焼いたお肉と、調理酒、生姜の薄切り、長ネギの青い所を投入。
火に掛けて沸騰を待ちましょう。
沸騰して少し待つと、少しアクが出てきますので、取り除く様にしてくださいね!
落し蓋をして、2時間〜2時間半ほど煮込みます。
理由はあとでわかりますが、落し蓋はクッキングシートがオススメですw
2時間ほど経ったら火を止めて、完全に冷たくなるまで放置。
私は、翌日まで置きました。
冬から春ごろまでは、室温もそこまで高くないので、煮込んだあとはコンロに放置で大丈夫です。
夏場は腐敗防止と、温度が下がりきらないので、いったん冷蔵庫に入れる事をオススメします。
完全に冷たくなるまで待った理由がこれです。余分な脂が冷えて固まってます。
そして、先ほどクッキングシートがオススメといったのにも理由が。
ぎゃああああああああああ
クッキングシートを全て剥がすと、おびただしい量の脂がくっついてます。
そのままポイッと出来るので、クッキングシートがオススメというワケです!
縁に少し残った脂も取り除いておきましょうね。
きれいになったら、一度鍋からお肉を全て取り出し、煮込んだ鍋を一度洗っておきましょう。
この時点で、お肉がかなり柔らかくなっている事が分かりますw
ちなみに、この煮込んだ汁は、鶏ガラと塩コショウ、醤油で味付けすると、とんこつ風スープになります。
もったいないので、豚骨風塩焼きそばとか、豚骨風うどんとかにして、食べちゃいましょうね!
さて、いよいよ最後の煮込みに入ります!
2段煮込み:お肉に味付けする
流水で軽く、お肉の周りの脂を流し、洗った鍋に投入。
お肉の少し上くらいまで水を張ります。
そこに、醤油とはちみつ、みりんを加え、火にかけましょう。
1回目の煮込みと同じ様に、クッキングシートを落し蓋にして、煮汁が少なくなるまで煮込みます。
こちらも2時間から3時間くらいは見ておいた方が良いでしょう。
煮込みはじめたらゆで卵を作って、ついでに投入しておくと、煮玉子になります。
汁が減ったら完成!(ちょっとこれは煮詰めすぎた気がしますw)
あとは、お皿に盛っていただくだけ!
煮込むのに使った長ネギの余り(白い部分)を白髪ネギの様にすれば、見た目も良くなります:)
さいごに
こんな感じで、煮込んだり、冷ましたりするのに時間は掛かりますが、手間はそこまでかかりません。
暇な時にでも、作ってみてはいかがでしょうか!
ちなみに、多く作りすぎてしまって余った角煮は、ピタパンにキャベツと一緒に挟んでも美味しかった・・!
他にも、角煮チャーハンなんてアレンジもありそうですね!
更に、煮詰まった煮汁が残っていれば、きのこと角煮を少し混ぜて、炊き込みご飯なんてのもアリです。
いろいろアレンジも効くのも、良い所ですw
- 肉は下茹でを!だいぶアクを落とせる!
- 煮込みは2回に分けて!1回目が終わったら放置して脂を除去!
- 2回目の煮込みは、本当に放置するだけ。楽ちん!
- 余った場合には、いろいろアレンジレシピも楽しめるよ!
また近いうちに、リピートすること間違いなしです。
豚の角煮ウマすぎ問題2018勃発